レンタルの返却日が今日なので、豪華2本立てとなったのだが、見た順番は”Revenant”、”SPY”、
そしてこの順番が正解だった!
まずはデカプリオの「レヴェナント」、アカデミー賞であれだけ話題となったのだから見ないわけにはいかない。
生魚を食べ、生肉を食べ、息子の敵を討つためにどうしても生きなくては、
そのサバイバルの姿は凄まじいものがあり、野生で生き抜く見本のような光景だった。
でも見終わって、こんなもの?何か肩透かしを喰らったような終わり方だった。
カナダの自然いっぱいの広大な風景には魅了されたが、ストーリーは案外単純だった。
2時間36分は長すぎたように思う。
HDR映像の見本のように使われる雪景色のシーンだが、この映画を二度見たいとは思わないだろう。「4-」
その次に見た「SPY」、配役にジュード・ロー、ジェイソン・ステーサムが写っているパッケージに惹かれて興味を持って借りてきた作品だ。
もう一人オデブなおばさんがいるが見覚えが無い。それより下に写っているスリムの女性のほうがスパイのように見える。
スタートから勿体を付けている。007そっくりに主題歌付きの音楽が流れ、ジュード・ロー演じるファインの華麗なアクションが始まる。一見本格的スパイもの?と見間違うが、そこからどんどんコメディーに走っていく。
主人公はこの最もスパイらしくないスーザン・クーパー(メリッサ・マッカーシー)、ファインを遠隔支援する役から自らが現場に出るハメになってしまった。そこからの大活躍は見てのお楽しみ。
コチラの方が楽しく笑えるし、アクションもウィットも、ストーリーも格段面白い。
思わぬ拾い物、「レヴェナント」の口直しにピッタリの映画だった。「4」