水でコーヒーの味は変わるのか? 主観的な結論

 正直、驚いたが、変わる!!!
 
 今週の月曜日、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で富山を訪問したとき、湧き水を汲みに来ていた人が、”これで淹れるとコーヒーの味が違う”と云っていた。
 そういうものだろうか?
 これまでコーヒーは水道水を沸かして、あるいはマシンが沸かして抽出していた。ソレで充分に美味しいので、特にミネラルウォーターを使うようなことはしなかった。
 
 でも、一度は違いの有無を確かめてみたくて、今朝エスプレッソ・マシンに自家製のミネラルウォーターを入れてみた。(三菱電機の『ミネラル水生成器』で作るもので、水道水がミネラルウォーターに!)
 
 カプチーノを飲む限り、ミルク味が勝るので、水を変えたことの違いは分からない。
 
 同じコーヒー豆で、水を換えてストレートコーヒーを淹れてみた。
 もちろん全自動エスプレッソマシンなので、豆の量、温度、水の量に違いは無い。ここではエスプレッソではなく、プレスコーヒーになる。(80mlのデミタス仕様)
 
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 左がミネラルウォーター、右が水道水、
 泡の色は若干水道水の方が濃いように見える。
 
 まず、ミネラルウォーター版、
 気のせいか?口当たりがまろやかというか、これまでのコーヒー(水道水版)より寝ぼけた感じ!
 次に、水道水版、
 一口でツンとした刺激が舌に感じる。それに苦味もこちらの方が強いようにも、確かに違う!!!
 
 再び、ミネラルウォーター版、
 確かに柔らかい。渋みも少ない。それに豆の青い香りというか、新鮮なフルーツのような香りが感じられる。もちろん初めて、こういう味わいも持っていたんだという驚き!
 もう一度、水道水版、
 別物、苦味と刺激に溢れた、これはこれでコーヒーらしいが、新鮮さは無いかも、
 
 何度か繰り返してみたが、確かに味は変わる。
 おそらく、ミネラルウォーターで淹れたものが、本来の味なのだろう。
 何年、あるいは何十年も、その味に気づくことなく飲んできた。
 
 これからは、極力ミネラルウォーターでコーヒーを淹れることにしよう!
 (毎朝1ℓ強をマシンのタンクに入れるだけ、翌朝タンクを洗浄して、新鮮なミネラルウォーターに)