映画 広瀬すずの「チア☆ダン」 4+

 先日Wowowで広瀬すず主演の「ちはやぶる上の句・下の句」を2本連続放送していた。
 広瀬すずはTVなどでよく見かけるし、日本アカデミー賞で新人賞、主演女優賞、助演女優賞ととても高く評価されているが、これまで彼女の映画を観ることはなかった。
 というか、大の大人が高校生の映画を観に行くのは憚られるところもあった。
 それがTVで観られるということは大変に有難い機会でもあり、もちろんビデオに録って、

 「ちはやぶる」の上の句はかるた部を作って大会に臨むという話なので、この”チア☆ダン”と良く似ている。
 そして下の句では全国大会に出場するまでになる。制覇は出来なかったが、
 この広瀬すずを観て、バラエティで見る”すず”とは別者と実感した。彼女が演技上手なのか、監督の指示に素直に反応するのか、多分その両方なのだろう、賞をあげたくなってしまうのが分かる!
 
 ”チア☆ダン”、天海祐希が出てくるのでビシッと行くのは見え見えだが、それよりもチーム全体での努力の積み重ねの方がメインになっていた。”すず”演じる”ひかり”のほんわかしたリードがチームを全米大会に導いていたように思う。
 福井県福井商業高校が全米チアダン大会を制覇したという実話に基づいているが、同じく実話といえば常磐ハワイアンセンターの”フラガール”と似たところもある。
 
 やはりこういったストーリーは感動する。そして全米制覇という目標を実現できたことに映画としての安心感がある。
 評価は5点満点でも良いくらいなのだが、実際はもっと挫折も多かったと思う。少し順調に行き過ぎたように見えるので「4-