花の色は移りにけりな、・ ・ ・

 我が家にあるシクラメン
 ベランダの鉢で咲いているもの二つ、室内のカウンターの上でカーテン越しの日を浴びているのが一つ、

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 この赤はシクラメン独特の、なんとも形容しがたい濃い赤色、

 もう一つ外で咲いているのは、

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 赤と白のまじり、花の端が縮れている、流行りの花、

 実は室内のシクラメンも、花弁の端は縮れていないが上の方が赤で下が白の交じりだった。
 ところが花が新しく入れ替わるにつれ、どんどん白一色のものに変わってきた。

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 自然界ではどんどん変異していくのが当たり前のことなのだろう。
 花を見る側にとっては、色が薄れていくというのは寂しい気もしてあまり歓迎できない。

 新型肺炎ウイルスも、最初は固有の際立った違いがあっただろうに、その「色合い」がどんどん変わって人から人へに容易に感染するタイプになって来た。
 「ダイヤモンド・プリンセス号」の例も、第一号の感染者は既に香港で下船しているのに、今回の検査の第一報では31人中10人が感染していた。限られた船内で、どこまでウイルスが連鎖的に拡散してしまっているのか、

 今朝の”めざましTV”でこのクルーズ船の乗客について、「症状の出ていない人は下船して経過観察すればイイ」という趣旨のコメントを述べている医師がいたが、さすがにこれは厚生労働省の対策チームは違う見解だろうなと思った。たった一人の医師の見解を正論のように同調して流してもイイものだろうか?
 その後、乗客10人の感染が発表された。