ワンダーウーマンが今作ではどういう活躍をするのか、
随分と趣きが変わっていた。
より人間的な世界に入り込みつつ、人間の欲深さと愛情のせめぎ合いが流れになっている。
超能力的パワーを全開出来ない状況に、見ている方はやきもきする。それが違和感でもあり、期待と違うぞといった爽快感を消している。
石を握れば一つだけ願いが叶うという、邪悪な神の産物にこれまで何度も文明が破壊されてきた。
それが1984年の地球に持ち込まれた、闇取引の盗難品に混じって、
この映画には救いがある。スカッとはしないが、まぁっ良しとしよう。評価 「4-」