マンション植え込みのツツジ、そこに向かって道路側から殺虫剤を吹きかけている人が、
どうやら毛虫がフェンスをよじ登っているらしい。
早速見に行くと、
緑の葉に混じって、
遠目には毛虫の存在に気づかないかも、
これは”ルリチュウレンジ”という、ツツジの天敵ともいえるレンジバチの幼虫、
食欲旺盛で、放っておくと葉がほとんど無くなってしまう。
ちょうど卵を産み付けているルリチュウレンジが、(ピンボケだが、)
羽の色が青色に光り輝いていて見た目は綺麗なのだが、
正常な葉と、食べられた葉、
茶色い茎だけ残して、葉を全部食べてしまう。
見える場所にいる幼虫に蚊やハエの殺虫剤を吹きかけて殺すとともに、ツツジ全体に農薬を散布することに、
農薬を直接掛けても、速攻で死ぬわけでは無いようだが、
暫くすると、どんどんツツジから壁などに這いあがってくる幼虫がいっぱい、
見つけたものは摘まんでゴミ袋に、100匹以上は取っただろうか、
農薬噴霧作業中も、青黒いルリチュウレンジがツツジの上を何匹も飛び交っていた。
すばしこいので手で捕まえられないのが残念だ。
涼しくなったら急に幼虫が発生したようだ。
今回ツツジが狙われた場所は、これまでに一度も被害にあったことが無かった。
この害虫だけは油断大敵!!!