久しぶりの気持よい晴れに千葉県立青葉の森公園は、さまざまに賑わっていた。
青葉の森に相応しく新緑で輝いていたのだが、目についた花が二種類、
その1
この淡雪のような真っ白な花の並木に近寄ってみると、
細い花びらがいっぱい、微かに香水のような珍しい香りがする。
木に掛かっていた案内には「ヒトツバタゴ」の名前が、
何が一ッ葉なのか分からないが、この満開の花には圧倒される。
この木から少し行ったところに世界の木々を紹介したコーナーがあった。そこについた途端飛び出してきたのが、
猫三匹、その内の二匹が餌でも求めるかのように近寄ってきた。でもあげるものが無かったし、立札には「猫にエサをやらないでください。」と、
諦めたのか、二匹は座り込んでしまった。
そして元の位置に、
そこには珍しい「ギョリュウ」という中国からの花が咲いていた。
その2
これもふわふわっとした、やさしい花である。
公園内にはどこに行っても子供の賑やかな声が聞こえてくる。
いったい何組の遠足が行われているのか、色とりどりの園児たちが走り回っていた。それに付き添う親の数も大変なものだ。
夕刻、東の空に現れた雲は、渦を巻いているような、不思議な形をしていた。