今朝オーストラリアで皆既日食、日本では28日に半影月食

 5月21日の金環日食は日本中で話題になったが、雲に合間を縫ってラッキーな見え方をしてくれた。
 三鷹国立天文台が纏めた動画を見ても、かなり雲が立ち込めて観測が危ぶまれた様子が良く分かる。
 でも肝心の金環食の瞬間に晴れたというのは、なんとも素晴らしい出来事だった。
 
 
 今日の皆既日食は日の出とともに始まったようで、その様子をNASAが紹介している。場所はオーストラリア北東部、
 
 
 日本で近々見られる半影月食についてもNASAは地図を公開していた。
 
イメージ 1
 地球の半影部分を月が通過するのだが、完全に半影の中に入りきるのではなく、下の部分だけ少し残る。
 しかも半影の中なので月は真っ黒に欠けていくのではなく、徐々に端から暗くなるだけ。満月の姿はそのまま残るから、撮影したら綺麗に写るかもしれない。最も暗くなるのは23時33分。
 
 その半影月がちょうど木星と1等星のアルデバランの間に居るという天文ショーにもなっているようだ。  満月なのに半影食のお蔭で天文ショーも見やすいだろう。
 
イメージ 2
 
 暫く日食は日本で見えないようだから、半影月食に期待することにしよう!