観光地にある所謂「ミュージアム」は、拘りはあるもののミニ過ぎて充実感に乏しいものが多いのだが、この「ムーゼの森」は満足感が大きかった。
博物館と美術館に分かれている。博物館は６００円、美術館は９００円、二館共通は１，１００円、となれば二館見るしかないだろう！
エルツおもちゃ博物館は木のおもちゃを展示している。
動きがある訳ではないので、陳列してあってもただ手が込んでいるなと感心するだけなのだが、入り口の売店にある木のおもちゃのお値段からすると、トンデモナイ価値なのだと思う。
絵本の森美術館は、まさにさまざまな絵本が展示してあり、図書館もあったりして見ることも出来るのだが、それよりもなによりも、ポール・スミザーズがデザインした「ピクチャレスク・ガーデン」が素晴らしい。
植生を活かして、のびのびと育った植物の勢いのあること、
意外感と満足感はこのガーデンから得られたものなのだが、訪れる価値のある「森」だと思う。
