一年ぶり、それ以上か、四街道にあるDIC川村記念美術館へ、
目的は、美術館の企画展、レストラン「ベルデヴェール」でのランチ、庭園散歩、
佐藤忠良作の「緑」像が入口に、美術館前には清水八兵衛作の「朱甲面」が、そして館内からみる仏のセナンク修道院のようなサイロ、
美術館の展示作品はモネやルノワールといった印象派から始まり、ピカソ、カンジンスキー、・ ・ ・とどんどん現代美術に進み、理解に苦しむ展開となる。企画展は二次元から三次元、異質な表現に向かう様子を表したもので、現代美術にしては分かりやすく興味深いものだった。
そして何よりの特徴は、作品の前に仕切が無いこと、だから作品の間近に寄ってみることが出来るし、作品によっては保護のアクリル板も無い。
これだけ近寄って見られる美術館は此処くらいではないだろうか?
美術館前の池には白鳥が、それを威嚇するかのように鵜が羽を広げていた。
池を過ぎ、庭園に向かおうとしたら、
なんと、「台風15号による倒木整理のため庭園には入れません。」!!!
大目的の一つが飛ばされてしまった。
ではもう一つの目標、レストランでのランチ、
いつもは”パスタランチ”なのだが、久しぶりなので”ランチコース”を、
少し食べ過ぎた感はある。
腹ごなしに、美術館東方面にある「正八幡宮」へ、
美術館の庭園が台風15号の被害を受けたということだが、確かに近隣も倒木が目立つ。
杉の木は未だに電線に寄り掛かっている。
正八幡宮は地元の神社らしいのだが、お参りする人も少なそうな寂しい佇まい、
苔むした階段を下って美術館に戻って行ったら、
完全にペチャンコになった蛇が、
これは何蛇?
まさかマムシでは無いと思うが、アオダイショウかな?
美術館の庭園が再オープンになるのは来春かもしれないと美術館受付の人は言っていた。
庭園の散策も重要な目的の一つなので、再び足が遠のいてしまう!!!