新しい老化の原因物質?AGE

 英語にも当て字があるようで AGE=Advanced Glycation End Products=終末糖化産物 ということで、
 
 『人間の体の細胞や組織を作っているタンパク質に糖が結びつき、体温で熱せられて「糖化」が起きてできた物質=AGE』
 
 例えば、『ホットケーキ表面のこんがりキツネ色になっている部分が糖化した部分。ここにAGEが発生している。』
 『飲食物に含まれるAGEの一部は消化の段階で分解されるが、約7%は排泄されずに体内に溜る。』
 『体内でできるAGEの量は、「血糖値×持続時間」で表すことができる。』
 
 『AGEが血管に蓄積すると心筋梗塞脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障の一因となり、AGEは美容のみならず、全身の健康に影響を及ぼしている。』
 
 とどこにでもAGEの原因となる飲食物はありそうだし、確実に蓄積しているだろうと思う。
 
 AGEを増やさない、減らすにはどうすれば良いかと云えば、血糖値×持続時間の式から、
  1.血糖値を急激に上げない。
  2.血糖値を下げる工夫をする。
 に心掛ければイイのだろう。
 
 AGE測定推進委員会の推奨する方法は
  1.よく噛み、会話などをたのしみながらゆっくり食事する
  2.野菜、肉・魚、ご飯やパンの順に食べる
  3.腹八分目
  4.食後に軽く体を動かす
  5.紫外線を浴びない
  6.ストレスを溜めこまない
            http://www.age-sokutei.jp/
 
 まぁ、健康法でよく出てくることばかりだが、余分な血糖が良くないという観点からは至極適切な助言だと思う。
 原因物質の蓄積量を簡単な器具で測定し、愕然とするか喜ぶかは別として、これらの方法の大半は既に実践していることでもあり、その成果が表れているかどうか確認はしてみたい。
  
イメージ 1
  
 夏休みも終わりと云うことか、土曜なのに幕張のアウトレットは閑散としていた。