シカゴ植物園へ

 シカゴから列車に乗って約1時間、Braesideという駅で降りて徒歩15分くらい、シカゴ植物園(Chicago Botanic Garden)がある。入園料は無料、
   
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 シカゴで列車に乗るのはこれで2度目、前回はライトの家を訪ねる時だった。
 こちらの列車は市内を走る電車と、郊外を結ぶ機関車が車両を引っ張る列車の2種類に分かれている。今回乗ったのは列車、二階建てである。(METRA)
  
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 日本と大いに違うのは乗車券、駅で購入するか車内で購入する。車内のものは昔々電車の車内検札で乗り越し精算をした時にもらうような縦長のものに、パチンパチンと穴をあける。
 乗車券は必ず自分の座席の前に挟んで於いておく。それを検札に回ってきた車掌がパチンと穴をあける。そして降りるときまでそのまま挟んでおく。
  
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 降りるときは何もチェックしない。だから駅は出入り自由、というかちょっと高いだけのプラットフォームがあるだけで、今回降りたBraesideには駅舎さえない無人駅!
 混雑が少ない限り、きわめて合理的で車掌の人件費だけで済むというのは驚きだ。
 
 シカゴ植物園は広大、駐車場の広さだけで公園が出来てしまうほどだ。
 その駐車場には何台ものスクールバスがとまっていた。
 
 今真っ盛りの花は、日本でいう花海棠の仲間、こちらではCrabappleという名前が付いていた。種類が豊富で、赤白ピンク、大柄、小柄の花と何種類もあった。これは紅白、
  
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 日本の海棠と違って桜のような枝ぶり、ただ花は海棠そのもの、実に見事な花付きでこれ以上咲きようがないというほどびっしり付いている。
  
 この植物園の目玉は日本庭園のようでかなりのエリアを占めており、それなりの意匠を凝らしている。
 これだけ見れば日本の公園のように見える。変な刈り方をした松はあるものの、植物は必ずしも日本的ではない。
    
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 驚いたのは石庭があったこと、
   
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 白砂と踏み石だけだが、これぞJAPAN!
 
 この植物園はとても多くの種類を揃えている。それぞれに名前を表示してあるのは親切でもある。
 時間を掛けてじっくりと見たら一日では足りない。花の美しさを愛でて安らぎを得るにはピッタリである。
 野菜だけで作った花壇とか、面白いものもある。