千葉の桜は東京より満開のタイミングが遅い、にもかかわらず地面には沢山の桜の花が、
でも、よくよく見ると、
花びら一枚一枚ではなく、花が丸ごと一つずつ落ちている。
木の上から、ひらひら舞いながら、あたかも満開の花が散るように、
その正体はスズメだった。
スズメが桜の花を根元からポキリ、そして花びらの付け根を数度噛み噛みして、ポトリ、
口ばしの短いスズメの知恵なのだろう、そうやって花蜜を食べているようだ。
桜の花が落ちている様は、満開の花が散るのに比べ、美しく風流でもあるが、
もし、スズメの集団が花を丸かじりしたら、と多少心配にもなる。
北総電鉄 白井駅周辺にて