またまたコーヒーの長寿効果が

 コーヒーの様々な健康効果が発表されているが、今回は日本の国立がん研究センター厚生労働省の「多目的コホート研究」によるものというから、結構信憑性が高いものと思われる。
 
 いつも思うことなのだが、「○◎は健康に良い」というのだが、ここにも書いてあるように、
 「どのようなメカニズムがコーヒーと寿命に関係するのかは判明しておらず、さらなる研究が必要」、
 統計調査で何か効果がありそうだという結果が出ても、それがどうしてかという未知の部分が残ってしまう。
 今回の調査は、「40から69歳の日本人男女 9万914人を、平均18.7 年間にわたって追跡」とあるのでかなりシッカリとした内容だと思う。
 中には大学の研究室が大学生10数人について短期間に調べた結果を、××に効果ありと発表し、それがあたかも一般論のような健康情報と思われてしまうことがある。ちゃんと調査概要も記載されているものだが、そこは見過ごされてしまう。
 それゆえ、統計結果だけでなく、「どうしてそうなるのか!」というメカニズムまで調べて発表して欲しいものだ。
 
 さて、これは?
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