ジェームズ・ロリンズ著「ウバールの悪魔」

 たまたま、電子書籍のReaderStoreからのメールで昨日・今日(8月1日・2日)の2日間、竹書房の日ということでセールを行っていた。
 ざっと探しているうちに目に付いたのが”シグマフォース・シリーズ”、ジェームズ・ロリンズなる作家のものだ。
 ところがシリーズは”0”から始まって、既に”⑦”まで発刊されている。
 そのシグマフォースの紹介号にあたるのが、”ウバールの悪魔(SandStorm)”、

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 こういうハリウッド映画調のストーリーには、どうしても強く惹かれてしまう。
 電子書籍ということで、嵩張らないし、第0巻を読んで面白かったら絶対に最後の巻まで読み続けるだろうし、セール期間も限られているし、と全8巻をショッピングカートに入れてしまった。

 それぞれが上下巻合冊となっていて、
 ウバール→マギ→ナチ→ロマ→ケルト→ジェファーソン→ギルド(本の最初のみ)の順に読むことになる。
 まだ”ウバールの悪魔”を読み始めて170頁だが、ストーリー展開が場面として頭の中に浮かんでくるようでとても面白い。特に序盤なので謎がどんどん深まっていく段階、つい熱中してしまう。
 第0巻で700頁超、さすれば8巻で5600頁超、これは大変な買い物をしてしまったようだ。
 
”ウバールの悪魔”の紹介ページ
激しい雷雨に見舞われた深夜の大英博物館で起きた爆破事件により、一人の警備員が犠牲になった。博物館の学芸員のサフィア・アル=マーズ、サフィアの幼馴染みで大富豪のキャラ・ケンジントン、サフィアの元恋人の考古学者オマハ・ダンは、爆破事件がキャラの父の死の謎と関連があると知り、調査のためにオマーンの砂漠の失われた都市「ウバール」へと向かう。一方、米国の秘密特殊部隊シグマフォースのペインター・クロウ隊長も、爆発の陰に無尽蔵のエネルギーを持つ反物質が存在していることをつかみ、身分を隠してサフィアたちに同行する。だが、テロ組織ギルドも反物質を入手しようと狙っていた。ギルドがペインターたちに差し向けた刺客は、ペインターのことを公私ともに知り尽くした人物だった。