”借景”ならぬ”借智”

 自ら智恵を捻り出すのはそうそう簡単ではない。
 大概が”受け売り”となってしまう。だからネタ元は隠さないようにして、
 
借智その1 その内容が参考になるケース
 ”年末年始に「ダメな出費」をする人の落とし穴”
  
 トクを積む習慣ということで色々なアイディアを教えてくれているのだが、どれもがナルホドと素直に受け入れてしまう。
 *貯まったポイントは、どんどん「普段使い」すべし
 *帰省の土産を選ぶときは、「知る人ぞ知る」ではなく「誰もが知っている」ものを選ぶのがコツ
 *初詣に行く前にはフリーきっぷを探せ
 *初詣のときには「小銭貯蓄」したお金を持っていくべし
 *福袋は「消えモノ(食品系)」がねらい目
 それぞれの解説を読まなくてもなんとなく分かる。小さなオトク感が気持ちを穏やかにしてくれる。
 
借智その2 最新情報を知るケース
 ”ドコモが成田空港に開設した世界初の「スマホ専用トイレットペーパー」”
 ”サハラ砂漠に37年ぶりの積雪 アルジェリア
 
 どちらも+αの情報だが、”へぇ~!”に値する。
 
借智その3 その内容が実戦力となりうるような有益なケース
 ”文系にプログラミングが必要な本質的な理由”
 
 論理的思考力(ロジカルシンキング)を身に付けるのにプログラミングが役立つということなのだが、
 確かに”何らかの問題や課題をコンピュータを使って解決するには、あらゆることを正確に把握したうえで指示しなければならない。”
 その為に、
   問題の認識 → 情報収集・分析 → 方針の検討 → 実行
 という過程が必須となり、総合的な論理的思考力が訓練されることになる。
 
 自分も簡単なBasicのプログラミングを組んだお陰で、エクセル・マクロでも応用することが出来るようになったが、この記事のように”文系にプログラミング”が有益だからといって誰もが飛びついてその通りになるとは限らないし、強制すべきものでもないと思う。
 好きこそモノの上手なれ、得手不得手、・ ・ ・
 
 誰もがロジカルシンキングばかりになってしまっては世の中つまらない、アバウトな思考こそが大事だと思うのだが、