今時のスズメは稲穂を知らないの?

 今朝、ベランダの手摺にスズメが5羽集っていた。
 餌を探していたのか、単に遊んでいたのか分からないが、以前公園で拾ってきた落穂を提供してみた。
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 もちろん人の姿を見て、スズメは飛び去ってしまったが、
 その後、一粒たりとも食べた形跡が無い。
 固い白米を皿に入れておくとスグに平らげてしまうのだが、このように目立つように手摺に置いてあっても一向に近寄って来ない。
 
 そこで考えたのだが、我が家の近くに水田は無い。ましてや雁木に干してある稲など今時見ることすら難しい。
 この稲穂は、松戸の”21世紀の森と広場”に作られた水田の雁木の落穂を拾ってきたもの、
 よって、ここいらに居るスズメ達は生まれてこの方、稲穂を見たことが無いのでは?
 
 勇気あるスズメが試みに啄んでみれば、それが美味しいご馳走であることに気づくのだろうが、教える術もない。
 雨が降ってきてしまったが、自然に任せてこのままにしておこうと思う。さて、どうなることやら?
 
 散歩で「船橋日大前駅」に至る道を歩いていたら、日大の演習林の中に茶色い綺麗な鳥を発見、
 中々見ることの無い鳥だったので、カメラを取り出してズームで捉えてみた。
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 スズメより大きく、目の上に白い線がある。羽の茶色が遠くからも目立つ。
 左の方が色が地味、2羽が番となって地面をチョンチョンと跳ねていた。
 
 Googleで”茶色い身近な鳥”と検索してみたら、どうやら”ツグミ”らしいことが判明、
 覚えられるかな?