モンゴリアンビレッジ・テンゲルへ(詳細版2)

 ここモンゴリアンビレッジ・テンゲルに来て一番驚いたこと、それは圧倒的に若い女性が多いこと!
 フロントでその話をしたら、我々が泊まった日は男性6人、女性40人、時には女性ばかり60人という日もあったとか、卒業旅行にココを選ぶ女子学生が多いとのことだ。
 何がそんなにここに引き寄せるのか?

 その一つが”モンゴル衣装への着替え”だろう。
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 女性用、子供用、男性用と服の上から着ることが出来るコート、特徴ある帽子とブーツ、
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 それらを身に纏い記念写真を撮る。誰もが様になっているし、とても楽しそうだ!
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 衣・食・住、次の魅力は食事だろう。
 夕食はレストランでのバーベキュー、朝食はビュッフェ、
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 この写真に6人の男性の内3人が写っており、右手前グループに2人、それと自分で全員だ。
 奥の大テーブルは全て女性の集団!
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 これが二人前のバーベキューの食材、オリジナルホワイトソーセージ、三元豚、黒毛和牛モモ、鳥モモ、那須黒毛和牛カルビ(A5)、野菜、焼きそば、
 入り口付近にジャーに入ったご飯、ミネストローネ・スープがあるのでご自由に!
 まずボリュームに圧倒される。
 次にその美味しさに驚かされる。1泊2食付¥7000(学生料金)となると、夕食には左程期待を持てないものだが、どうして、どうして、ソーセージも豚も鳥も牛モモもどれも美味しい。A5ランクという和牛カルビは自分のはハズレのようで筋張っていたが、
 ミネストローネ・スープの味もイイ、シェフというか料理人の味付けが上手いのだろう。
 肉好きの自分としては大満足、結局焼きそばまで完食してしまった。
 そして最後にアイスクリーム食べ放題!
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 これは別腹なので、存分に食べられる。
 
 この後19:30から、この場所で馬頭琴の演奏が行われた。
 初めて生演奏を聞いたのだが、二本の馬の尻尾の弦を巧みに押さえつつ、馬毛の弓で弾く、その切ないメロディーは以前に聞いたことがあるような、複雑な音色に聞き惚れてしまった。
 弦を上から押さえつけるのではなく浮かしたままのよう、後で聞いたら指の腹で押さえつけるのだとか、
 
 翌朝は8:00~9:00までが朝食タイム、ビュッフェ形式なのでどのような品揃えか気になったが、これまたビックリ、
 飲みものはジュース各種、コーヒー・紅茶、パン各種、和食は焼きおにぎりをお茶漬け風に、サラダ、畜産品、スクランブルエッグ、ヨーグルト、フルーツ、等々
 某有名ホテルのランチビュッフェより充実していた。
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 いつもの朝はヨーグルト、フルーツ、納豆、ニンジンジュース、コーヒーなのだが、つい沢山食べてしまった!
 特にバター、ベーコン、玉子等、恐らく地元産なのだろう、美味しかった!!!
 
 そして最後が住、
 この独特なゲルの雰囲気、小さな扉を閉めたら窓が無いので密封されたモンゴルの空間にドップリと満たされる。グループ旅行には最適かもしれない。
 周囲の音はあまりしないハズなのだが、自分の泊まったゲルのすぐ近くにオボー(OBOO)という天神や土地神、祖先神を奉った石の小山があったため、話し声や石のゴロンという音がよくしていた。
 それというのも旅の安全を祈願するため、石を積み上げながら時計回りに3回お祈りするという作法があった為、自分もやってみたが大きな石だとガッツンと結構な音がする。
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 1泊とはいえ、これだけの事が書けるのだから相当に印象が深いということだろう。
 面白い、貴重な体験をすることが出来た!!!