ハエ・カの殺虫剤を吹きかけてやっつけた積りだったが、それはほんの一部だったのかもしれない。
ここ一週間ほどの間に、虫の飛び交っていた辺りのツツジは本当は緑々しているハズなのに、なんとも寂しい状態になってしまった。
目を凝らして幼虫がいるのか探してみたが、中々見つからない。
それでも食荒らしたツツジから少し先の、まだ葉が茂っているところに、
キィウィみたいなまだら模様で、オレンジ色の小さな頭の幼虫が葉を食べていた。
下の写真でも分かるように、ツツジの葉にもまだら模様があり、しかも頭のオレンジ色も木の枯れ葉や枝に紛れて、相当の見つからないような擬態になっていた。
もちろん、ハエ・カのスプレーを噴霧しても殺せるが、専門の殺虫剤を”ベニカスプレー”を被害に遭っているツツジの周囲に吹きかけてみた。
すると緑色から白色に変わって死んでいる幼虫が何匹も見つかった。
薬剤を虫に直接当てても、普通の毛虫などはブルブルと反応してポロリと落ちるなどするのだが、このチュウレンジは全く反応せず静かになってしまうだけ、薬が効いたかどうかスグには分からない。ただ、色が白っぽくなって固まったままになって全く動かないので、効いたのだろうと判断するしかない。
駆除出来たのは20匹くらいだろうか、一匹の食事エリアが広いのならこれでイイのだが、そうでないともっともっと本格的な駆除作業を行わないと、他のエリアのツツジがやられてしまう。なにせ、このマンション周囲の植え込みがが全てツツジなのだから、
このルリチュウレンジの被害を見るのはマンションに住んで以来初めて(最初から住んでいる人に聞いても同様だった。)、
植栽作業のときに殺虫剤を撒いてくれているのだが、タイミングが合わなかったのか?
虫に羽があるので、防ぐのは難しい。
来春、このなんとも寂しくなった芽から元気な葉が繁ることを期待するしかない!