新しく始まった4K放送では音声が5.1chになっている番組が多いし、それが売り物でもある。
接続先が4K対応のAVアンプなら、チューナー ⇒ アンプ ⇒ TV で音声は5.1ch、映像は4Kが実現できる。
だが自分のは2Kどまり、どうしてもオーディオシステムから音声を出したいなら、TVからの戻りをアンプから出すしかない。
実際それを聞いてみると、どうしてもステレオでしか聞こえて来ない。これは想定外だった!
SONYの4Kプレイヤーには映像用と音声用の二つのHDMI出力端子が付いているので、UHD映画はちゃんと7.1chでも再生されるのに、このチューナーはそういう対応をしていなかった。
なんとか音声をちゃんとした5.1chで出力したいと思って取り出したor購入したのはコレ、
右はHDMI分配器、1入力を2つに分割して同時出力できる。ところが機能が1080Pまでで4Kは映らなかった。
左はアマゾンで1入力2出力と謳っており4K対応で安かったので買ってみたら、同時出力不可だった。映像を選ぶか、音声を選ぶか、全く無意味な代物だった。
確かにサイトの小さな写真を拡大してみると「同時出力は出来ない」と出ていた。確認不足だった。(イイ勉強になった!)
そこで次にヨドバシで調達したのはコレ、
これぞまさしく音声分離器、ちょっと高いが(1万円近く)新規に4K対応アンプを買うには22万円ほどかかるので、これで成功するなら安い買い物、
もちろん大成功!!!
4KTVは5.1chまでしか放送していないので、AudioModeSwitchで7.1と5.1を切り替えることができる。
配線が一段とゴチャゴチャとはなるものの、これは優れものである。4Kプレイヤーに音声出力が付いていないとは思えないが、もしこの図のようなケースがあるなら大助かりだろう。
これでスッキリかと思えば、そうでもない。
4Kチューナーからこの分離器までは、SONYのチューナーかプレイヤーに付属していたプレミアムケーブルを使用しているので18GbpsかつHDRまで対応するVer2.0aなのだが、分離器から先は間違って買った分配器と同時に買った、一応4KHDRを謳ってはいるものの相当に安い製品、Ver2.0だと18GbpsではあるがHDR信号は伝送されない。
確かなブランドでVer2.0aをハッキリ明示したものがやはりイイのかも、
救いはHDRがどのようなものか確認したことがないこと、
4KTVは性能が良いのか輝度がかなり高い。画質調整でコントラストを落としてやらないと眩しくて長時間見ていられない。逆に云えば、HDR機能がどこまで必要なのか疑問でもある。
そういう意味でHDMIプレミアムケーブルの調達は暫く様子見、現状でも美しい。