ニュージーランドのお土産で買ってきたのは缶入りバター、そうせざるを得なかったのだが、これが日本産と較べて味と香りが濃く、バターらしいというか、日本産と全然違うという印象を受けた。
今回のは紙包装、箱に入っている訳ではない。
味は?
まず、見た目が違う。断然黄色、日本のが漂白しているかのような白に見えて来る。
味は、これぞニュージー産、香りが強くて舌に纏わりつくような脂質、濃厚な感じがして、塩味が感じられる。バターだけ食べたいような、
これは買い足さなければと、後日買いに行ったら、山積みからバター売り場の一角に少しだけ残っていた。
値段は税抜き、250g399円、日本のバターは安くて200gでこれくらい、50g分タダのような、
なぜこのような味の違いがあるのか?
根本的な違いは、バターの元となる牛乳、その前の牛の食べ物、
成分を見てみると、
ニュージー産は、脂質が多いが、タンパク質・炭水化物が少ないせいか、エネルギーは少ない。しかもしょっぱいと感じたが、実際には国産より食塩相当量は少ない。
大間の鮪と近大鮪、味の差は餌の違いと”カネオくん”でも取り上げられていたが、牛の食事方法の違いが濃縮されたバターにハッキリと表れるようだ。
TPPが発効されたお陰で、ニュージー産のバターも輸入しやすくなり、価格も下がったのだろう。
これまでのニュージー産グラスフェッドバターは、この倍の値段で売られている。しかも1Kgの大きさで、
因みに西友でも売られているが、コチラは250g498円、これでもこれまでの価格より安いし、何よりも250gと使いやすい分量というのも助かる。
これから話題になるバターかもしれない。