発掘調査、何が出るのか?

 北習志野駅の西側、大勝軒の駐車場があった場所で結構大規模な発掘調査が行われている。

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 以前発掘し始めたころ、通りすがりに気になったので作業をしている船橋市役所の男性に聞いてみたら、

 ”土地の開発が行われるのだが、この辺りは昔の遺跡が良く見つかるところなので念のため発掘している。
  数年前にも近くで1万年前の住居跡が発見されたので、何かしらは見つかる。現在見つかったのは4,5千年前の縄文時代の土器の欠片、”

 見せてくれたのだが、黒茶色の手先で摘めるほどの小さな土器に筋が何本も引かれていた。

 ”現在は事前調査で、今は1万年前の地層から見つかったが、もう少し掘り下げて2万年前ころの地層も調査し、
  住居跡とかが見つかったら本調査に入るかも知れない・”

 どうやら、この写真のようにかなり深く掘って、何かの跡らしきものが見えるので、それなりのモノが見つかったのだろう。
 最初は土地の南側中心に掘っていたが、現在は全面展開して発掘している人の数も増えた。

 そして日没前や土日にはブルーシートで覆って保護している。

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 掘れば何かしら古代の遺跡が出て来る、
 調査が終われば埋め戻し、普通の住宅なら建てられるそうだ。
 でも、建築開始になるまでどれだけの日数が掛かるのやら!