今年は絶対、インフルエンザ予防注射を受ける!!!

 去年も結局は受けたのだが、今年は早々と受ける!
 というのも、この記事が気になったので、

 『インフルエンザ予防接種がコロナの重症化リスク減少に関係 肺炎球菌ワクチンなども感染リスク低下に関係か』
    https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/090300701/

 内容は

 WHOが、今年はインフルエンザの予防接種を積極的に受けるよう呼びかけたのは、新型コロナウイルスに感染した場合と似た症状が出るため、医師の診断が難しくなる恐れがある、といった理由からの推奨、

 でも、

 米Johns Hopkins大学の研究者らは、米国内の2034郡で、2020年6月10日までの新型コロナウイルス感染症による死亡者数と、65歳以上の高齢者の2019~2020年のシーズンのインフルエンザ予防接種率の関係を調べた結果、高齢者の予防接種率が高い郡では、新型コロナウイルス感染症による死亡リスクが低いことが示され、予防接種率が10%上昇するごとに、死亡率は28%低下しており、いくつか条件を変えて分析しても、この関係は強固だった。

 ブラジルで新型コロナウイルス感染症にかかった約9万3000人を対象に行われた研究では、インフルエンザ予防接種を受けていた人は、受けていなかった人に比べてICU(集中治療室)への入院リスクが8%低く、侵襲的な換気(人工呼吸器など)を受けるリスクが18%低く、死亡のリスクも17%低かったことが示された。

 イタリアでは、インフルエンザワクチンおよび肺炎球菌ワクチンの接種と新型コロナウイルスに感染する(検査で陽性となる)リスクの関係が検討され、新型コロナウイルスが陽性となるリスクの低下と関係していた。

 米国人を対象に、一般的な予防接種18種類の接種歴と新型コロナウイルス感染の関係を調べた研究結果、7種類のワクチンの接種歴が、接種の時期(過去1年間、2年間、5年間のいずれか)にかかわらず、一貫して新型コロナウイルス感染リスクの低下と関係することが明らかになった。
 ポリオワクチン、Hib(インフルエンザ菌b型)ワクチン、MMR(麻疹、おたふくかぜ、風疹)ワクチン、水痘ワクチン、
 13価の肺炎球菌ワクチン、65歳以上に対するインフルエンザワクチン、A型肝炎B型肝炎混合ワクチン

 ただ、

 どの論文の著者も、これらの結果について、「予防接種を受けている人は、そうでない人に比べ健康に注意している傾向が高いこと、また、高齢者の場合には、いろいろな病気を抱えている人ほど、医師に勧められて予防接種を受ける可能性が高いことなどに注意が必要である」と述べており、「それらのワクチンが、本来の対象ではない新型コロナウイルス感染症にも好ましい影響を及ぼす理由を明らかにする研究が必要である」と指摘している。

 国内で受けることのできる予防接種が、新型コロナウイルスにも効果があるのかどうかを示す明確なエビデンスはまだないが、流行期に備えてインフルエンザの予防接種を受けてはいかがでしょう。

 と結んでいる。

 これらを読むと、インフルエンザ予防注射の有難みが一層強くなった気がする。
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