邪魔者として除去されるか、愛でられて生き延びるか、
植栽として植えられる草花・植木と自然に生える草花・植木とでは、条件はかなり違う。
今日、道中で見つけた二つの事例、
家の立上のコンクリとアスファルトの間の、土も無いような場所に咲く花!
これが、ビオラで花が咲くと分かっていなかったら、芽が出た時点で雑草として抜かれていただろうに、頑張ってアピールしてその存在が認められた。おかげでどんどん毎年咲く範囲を広げているようだ!
これは、元々植えられていたのか、自然に生えて来たのか分からない。
もし花が咲かなかったら、とっくに切られていただろう。
実は駅のプラットフォームの裏側、建物の横に立っているのは架線を支えるコンクリの支柱、しかも柱と壁の狭い隙間に伸びた一本の木、
丁度今白い花を咲かせている。その花の名は辛夷、
ここまで育てば、反対側のホームから屋根の上に白い花が見えるかも知れないが、もっと低い時はホーム裏の狭い抜け道を通る人しか気づかない存在だった。
少なくなった辛夷の花をアピールして生き延びることが出来た。
ただ、これ以上伸びて電線に届くようになったり、幹が太くなりすぎて壁に影響が出たりすると、その運命は分からない。
頑張れば認められる、でも程々に!!!