映画2本立て、”レミニセンス”、”ファイナルプラン”、

 1本目、レミニセンス(REMINISCENCE) 評価「

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 ヒュー・ジャクマンが主演なので期待したのだが、なんとも分かりずらく、後味も悪い、
 
 気候温暖化で海面上昇が起こり、マイアミの街も堤防でかろうじて住める状態を維持している。
 記憶を3Dで再現する装置で、犯罪を確かめたり、個人の希望で過去を再体験させてりする仕事をしているニックが、鍵を無くしたので探したいと云う女性の依頼を受けたことから、・・・・

 この装置自体は画期的ではあるが、過去に遡ることがテーマなのでTENETに通じるところもあり話の進み方がややこしい。
 テーマが極私的なものというのも、この装置を考えたら勿体無い。

 2本目、ファイナル・プラン(HONEST THIEF) 評価「

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 リーアム・ニーソン主演なので、こちらも期待度大!

 銀行の金庫を爆破して7年、盗んだお金は900万ドル、
 彼女が出来たことを機に、FBIに自首の電話をするがニセモノと扱われて相手にしてくれない。
 それでも下っ端の捜査官がやってきて証拠の金を見たいというので隠してある倉庫の鍵を渡したら、・・・・

 映画開始早々、トンデモナイ展開となり、一体どうなるのか気になるところ、
 もちろんリーアム・ニーソン主演なのだから、

 これはストーリー展開がまともでありながら、先が読めないと云う面白さもあって引き込まれる。

 先に”レミニセンス”を見ただけに、”ファイナルプラン”の良さが際立っていた。
 しかも原題はHonest Thief、決して悪者では無い!!!

 なお興行上、”REMINISCENCE”は赤字、”HONEST THIEF”は黒字、