16・17日の停電の余波、

 16日の宮城・福島沖地震で停電になったせいで、幾つか電気機器の設定をしなおしが発生した。

Teiden1.jpg
 
 上:ラジオ・CDプレーヤー、普段はアナログ時計として利用しているので、時刻設定が必要に、
 下:FAX、即時刻設定を要求される。

 今回はオーディオ・TV関係に影響は出なかった。たまたま使用していなかったからだろう。

 ところが今日、3Dブレードマシン(ぶるぶるマシン)のリモコンでぶるぶるを始めようとしたら動かない!

3DBlade.jpg

 リモコンのランプは点くが作動しない、ということは接続設定がキャンセルされてしまった。
 このリモコンの接続設定は説明書を読んでも中々理解出来ない複雑さを持っているので、そう何度もやりたくないのだが、・・・

 ところで、今回の東京電力の210万戸に及ぶ停電はブラックアウトを予防する為の計画停電であったと知らされたが、それが適切な規模であったのか調べてみた。

 通産省のサイトで今回の停電について発表している。

 それによれば、
  ●東北電力管内停電総数:約135,700戸(3月17日02:05時点)<最大:約148,100戸>
  ●東京電力管内停電総数:約24,770戸(3月17日02:05時点)<最大:約2,085,430戸>

  ●発電所の停止状況は
   〇東北電力株式会社
     原町火力発電所火力(石炭)1号機1000000kw
     新仙台火力発電所火力(ガス)3-1号機523000kw
     新仙台火力発電所火力(ガス)3-2号機523000kw

  ●電力需給については
   ○東京エリア
     現時点では問題ない見通し。
   ○東北エリア
    需給状況改善のため、需給ひっ迫融通を2時30分~6時00の間で最大1400MW
   (北海道300MW,東京1100MW)の需給ひっ迫融通を行う。
    6時以降も同程度の需給ひっ迫融通を受電予定。

 ということで、東京電力に100万Kwの融通を要請していた。
 この100万Kwの電力量がどれくらいに世帯数に匹敵するのか?
 東京電力ホールディングスの東扇島火力発電所を紹介するページには、
   ”200万kWとは首都圏全体の電力需要の5%程度、約70万世帯分の電気を賄える発電量です。”と、

 ということは、東北電力に融通する100万Kwの為には、35万世帯の停電で賄えた計算になる。
 ただ、深夜なので各戸の電力使用量が落ちているだろうから停電数を増やしたのだろうが6倍も必要だったの???

 停電は2時間程度で止まった。
 でも、東北電力への融通は6時以降も行われたようだ。
 5時現在の東京の停電は2万5千戸程度だというのに、

 やはり過剰な計画停電を実験したのでは?と思ってしまう。

 至近のイオン濃度に極めて大きな異常値が出ているので、

Ion0319.jpg
  
 これは千葉・旭で観測されたデータ、
 これほど振り切れたように過大な異常値は中々見られない。
 要観察の部類だ!