次世代TVとなるか?

 SONYは先日有機ELTVの一般向け開発は中止すると発表した。
 それに呼応するかのように韓国のサムスン、LG電子は55型の有機ELTVを発表した。
 この推移を見ていると、新規技術の開発競争にSONYが遅れをとったのか、折角21型までの有機ELTVの発売にまで漕ぎつけたのに、台所事情が厳しいとこうなるのかと変に同情したりしたのだが、
 
 今ラスベガスで開催されているInternationlCESで、全く新しいLED TVをSONYが発表した。
 
 
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 左が新方式、自発光する赤・緑・青のLEDがそれぞれ200万個ずつ並んでいる。
 右は既に発売されている液晶+LEDのバックライト方式、
 見た目にも鮮やかさが違うようだ。しかも55型で消費電力は70wだという。LEDは凄い。
 
 これまで自発光方式はキャノンも頓挫しており、技術的難しさと液晶TVの価格低下もあって実現が難しくなっていた。
 この600万個LEDを並べた新方式が色鮮やかで大型化にも馴染むとして、とても魅力的だが一体幾らで市場に出てくるのか興味あるところだ。
 極端ではあるが32型液晶TVが数万円で買える今、画質の良さは何倍の価格まで許すのだろう?