2泊3日の旅の最終日、昼過ぎのピックアップなのでそれまでは自由行動、幸いホテルのチェックアウト時刻が12時ということなので、ほぼほぼ午前中は歩き回れる。
朝食を朝市のどこかで粥でもと思って、向かったのが南門市場(中正紀念堂のスグ南側)にタクシーで、
7時オープンなのだが、7時半でも未だ準備中の状況、
何の肉かは分からないが、色々な種類のものがぶら下がっていたり、無造作に置いてあった。店の人は見当たらない。
新鮮なものといえば、これほど生きの良い肉は無いだろう!
朝食を食べられそうなお店も見当たらないので、外に出てみることにした。
サンドウィッチのお店がやたら目につく、お弁当代わりに購入していく人が多いみたいだ。
そしてやっと食べられそうなお店が、お粥ではなく麵、ビーフンのようだ。
箸ではなく金属製のれんげだけで食べる。麵が逃げていってしまうのではと恐れたが、全然!
そしてこれが案外に美味しい。50元(≒135円)
ついでにおでんも頼んでみた。
具はおでん種と同じなのだが、田楽のように甘味噌を付けて食べる。具は水煮してあるだけかもしれない。
朝食も終わり、さて何処に行くかと、作戦を練るべくスターバックスに入ってみた。
フリーWiFiを利用してお店のオープン状況を調べてみると、101タワーなどは11時オープンなのでそれまで待っていると集合に間に合いそうにない。
この南門市場からそう遠くないところに永康街があるというので、オープン前ではあろうが散歩してみることにした。
思ったとおり、開いている店はラーメン屋さん程度、シャッターが下りたままの店が多かった。
さっと通りぬけ、更に進むと大安公園が見えてきた。
大きな公園だが、通り抜けかジョギングをする人くらいしかいない。
自販機の品揃えはにほんと似ている。
雨で公園も寂しそうだったので仕方なしに戻ることにした。
公園の入り口近くに観音さまを見つけた。大安観音と呼べば良いのだろうか?
おやつと昼食を兼ねて、鼎泰豊の本店が永康街の入り口付近にあるというので寄ってみた。
小龍包を店売りしているような店構えの入り口で人数を告げると2階を案内された。
既に何人かが席についていた。自分たちの席の前後からは日本語が聞こえる。鼎泰豊の本店と云うことで大勢の日本人が訪れるようだ。
コチラの方がSOGOより熱々が出てきたように思う。これは小龍包ではなく肉まん、日本でもありそうな具だくさんで美味しい味だ。
あんまんも頼んでみた。
小龍包より更に一回り小さい。中は漉し餡、でも芋のような味、香りもするのでさつま芋のさらし餡なのか、これ、絶品也。
お腹も落ち着いたので、再びタクシーでホテルまで戻ることにした。
流しのタクシー(黄色だから目立つ。)はスグ捕まえられる。
運転手は日本語も英語も通じない。地図を見せてここと指さす。
「ああっ、6福・・・・」と云って走り出す。そして連れて行かれたのが「六福客桟」、
「違う、違う、No、No!」というのが分かったとみえて、再び地図を見てめが悪いことをアピール、「ああ、六福皇宮」と納得して、カーナビにホテル名を正しく入力してやっとたどり着いた。
30元ほど遠回りになったが、良心的な運転手さん、六福客桟までのメーター料金でOKというのがジェスチャーで分かった。
松山空港は本当に近い、車で5分というのもその通りかもしれない。
空港内のDisplayも中々凝っていて面白かった。