セイコー GPSウオッチ

 GPS機能を時計に取り込んで、位置表示ではなく時刻調整に使うというのは凄い思いつきだとは思う。
 
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 まず、GPSによる緯度経度高度情報からタイムゾーンを導き出し、GPSからの時刻情報に基づき正確な時刻に修正するという。
 
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 電波時計だと電波塔のあるなしで制約を受けてしまうが、GPSなら世界中どこでもOKというのが画期的でもある。夏時間の調整をどうするのかは知らないが、
 でも、ここまで正確な時刻を個人的には必要としない。
 
 ただ、この時計で画期的なことはソーラー電池でGPSを作動させる省電力化技術なのだと思う。従来の20%の電力で良いとされる。
 
 昨日スマホのナビを頼りに八柱駅から北習志野駅を目指して歩き出したのは良いが30分ほどして「バッテリーを充電してください。」の表示、液晶画面の点けっぱなし+GPSのフル稼働の電力消費の威力をまざまざと見させつけられた。
 このままではロストポジションになってしまうのでナビ中止、残り少ないエネルギーで最寄駅を探索急遽電車で帰ることにした。
 
 開発会社はスマホへ応用を明言されていないようだが、省エネ製品は様々なベネフィットがあるので、自分が経験したようなバッテリーアウトで未知なるウォーキングを断念する必要もなくなるかも知れないので、広く普及させてもらいたいものだ。