進化するカーナビ

 最新のカーナビの進歩の凄さには驚かされる。
 パイオニアの製品だが、HeadUpDisplay、即ちフロントガラス上にナビ情報を映し出すというものだ。
 
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 ダッシュボードにあるカーナビだと見ている瞬間、完全に意識は画面に飛んでいる。その間1~2秒だとしても高速だったら100m以上は突っ走っていることになる。
 
 最近、自動車事故が頓に多いように感じる。
 ぼやっとしていたとか、わき見していたとかいう言葉を聞くが、そうでなくとも一生懸命運転しようとしてカーナビを確かめようとする瞬間は必ずある。初めての土地であれば尚更その頻度は高い。
 
 それを思うと、このHUDは素晴らしいと思う。
 ただ、操作をする場合にはカーナビ本体に触れる必要があるので、その方が危うい。
 出来ることなら更にもう一歩進めて、SIRI よろしく音声応答してくれると安全度は高まると思う。
 
 このカーナビには車線を踏み外した場合の警報とか、前の車との間隔とか、カメラを駆使した応用が様々活かされている。一種のロボットの役割だ。
 
 地図にGPSの位置情報をプロットする、目的地までルート案内するといった元祖カーナビの機能は原点ではあるが隔世の感がある。