映像の3D化 ふたつ、

 一つはシャープも3DTVを発売するということ、

 もう一つは、パソコンでの再生ソフトが3D化するということ、

 

 パナソニックソニーと国内メーカーが相次いで3DTV発売を宣言した中で、音沙汰なかったシャープがやっと3D液晶TVを発表した。

 ポイントは4原色バックライト、赤・緑・青の光の三原色に黄を加えた4原色とシャープは云っているのだが、これで他社のプラズマ・液晶3DTVより明るいことを強調している。更にクロストークコントラスト比も全て他社を凌いでいるという!

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 国内3社に韓国2社が加わって、この夏大乱戦になるのだろうか?

 否、まだ様子見のような気がする。

 やはり3Dコンテンツが少ない中、2Dの3D化技術の優れたところが評価されるのではと思う。

 

 そういう状況を踏まえて、パソコンソフトで2Dの3D化をしてしまおうというのが、サイバーリンク社の「PowerDVD 10 Ultra 3D」、4月23日からの発売で13,440円。

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 でもこれは相当にハードルが高い。ソフトは簡単にインストール出来るが、3D表示するハード、即ち専用液晶モニター+眼鏡、高性能グラフィック・ボードが必須で、初期投資は相当なものになると懸念される。

 敢えてパソコンを3D化する意味は???

 3DTVを買った方が使い勝手は良いのでは、

 

 これだけ世間が3D映像に注目し始めると、スグにでも本格化するような気にもなるが、そうは巧くいかないだろう。

 先進的な人々は既にここ数年の内に液晶やプラズマTVを買っている。それを捨ててまで3DTVに走るとはとうてい思えない。

 かといってアナログ放送終了を機に、デジタルTVを購入する人々が一足飛びに3Dに飛びつくのも考えにくい。

 よほど魅力的なコンテンツが無い限り、・・・・・