海外旅行関連 2題

 気になった記事があったので、
 
 その1 “MERS(マーズ)”
 2002年から2003年にかけて世界的流行で心配した“SARS”と同じコロナウイルスが悪さをするもので、治療薬が無いことから致死率も高い。MERSの日本訳は“中東呼吸器症候群”、せきや呼吸困難などの重い呼吸器症状を起こすもので2012年春に中東で発生したのが最初のようだ。現在では欧州にも広がっている。
 “SARS”の時もマスクが流行した。今回も同様の予防、とりあえずマスクと手洗いを心掛ける必要がありそうだが、世の中“SARS”より落ち着いているのはナゼだろう?
 
 その2 国際チャーター便への大手旅行会社進出
 これまで国際チャーター便といえば旅行会社の一機丸ごと借りが前提だったが、規制緩和で座席の転売が可能となった。
 これは何を意味するかと云えば、大手旅行会社の航空会社化だ。
 即ち、これまで座席管理は航空会社自らが行って来たが、ことチャーター便に限っては大手旅行会社の自由裁量になる。しかも最も飛ばしたい路線に直行便で、一番使いたい時期に使いたいだけ座席を確保し、余ったら他旅行会社に転売することも出来る。= 路線管理、座席管理、価格管理の全てを旅行会社自らが行う。
 飛行機を持たない「航空会社」の誕生だ!