PRESIDENT Online ”「感染者1100人が搭乗も2次感染ゼロ」飛行機のコロナリスクを検証する 」によれば、
https://president.jp/articles/-/35827
”IATAは、他の交通機関と異なって飛行機での集団感染のリスクは低いと強調している。”
新型コロナウイルスが流行し始めた頃から、飛行機内は空調で常時空気の入れ替えが行われているので感染リスクは少ないと云われていた。
IATAが挙げている理由は、
①乗客は前を向いて座っていること、
②対面の接触は限定的であること、
③座席シートが後方から前方への感染をバリアする役割があること、
④天井から床への空気の流れは機内前後への感染の可能性を減らすこと、
⑤機内空調で高効率粒子状(HEPA)フィルターを使用している
この⑤番目のHEPAフィルターはダイソンの扇風機でも高機能が宣伝されていて有名だが、飛行機で使われていたとは知らなかった。
IATAの発表している図があるそうだ、
HEPAフィルターで濾過された空気と自然の空気をミックスして天井から噴き出しているとは、なるほど新鮮。無害っぽい、
一方CDCの航空会社および乗務員向けのガイダンスの中に、感染の疑いのある搭乗者の降機後、注意深く清掃する部分が書かれているそうだ。
シートとシートベルトバックルの金属部分、
トレーテーブル、
ライトとエアコントロール、
客室乗務員の呼び出しボタン、
オーバーヘッドビンハンドル、
隣接する壁、隔壁、
窓と窓のシェード、
個々のビデオモニター
確かにこれらの場所は飛行機に乗ったら必ず触りそう、というか触らざるを得ない。ちゃんと清掃されていればイイのだが、
これだけ飛行機の利用が激減した現状からすると、機内感染がほとんど無いとは云うものの、様々な事例が存在していないという特殊事情効果が一番大きそうに思える。
暫く飛行機に乗っていないし、当面利用することも無いのでそう気にしなくても良さそうなんだが、安心材料にはなる。