久しぶりのMRI検査

 あの、耳栓をして頭を固定されて横たわること15分ほど、その間断続的なカッカッカッとかコッコッコッとかいう音を聴いてジッとしている。
 そのうち、「終わりましたよ~」という声と共に、そろそろそろとベッドが元の位置に戻され、かぶされていた蓋みたいな透明のマスクが持ち上げられ、両耳の固定が外されて解放される。
 
 まぁ、あまり好まれる検査ではない。ただ、じっとしているだけで痛みとかは無い。ときおり喉をごくっと飲み込む所作をしたいのだが、画像がずれることは無いのだろうかと要らぬ心配をしたりする。
 
 これまで脳のMRI検査を受けたのは、これを含めて5回くらいだろうか、
 その結果の画像を、もっとも安心してしかも仔細に説明を受けながら関心を持って見られたのは今回が初めてだった。
 
 多少、何か見つかったらどうしよう?と思ったりもしたが、それはその時考えるしかないし、医師の判断も聞かなくては、とほぼほぼ安心して結果を聞ける定期健康診断のような感覚で事に臨んだ。
 
 脳の輪切り画像、アルツハイマーのような脳の委縮はあるのかと尋ねてみたら、何も無い、脳梗塞の跡も無い! 
 MRI画像から合成された血管の3D画像、くるくる回る複雑に張り巡らされている太い血管、細い血管、分岐部分の膨らみなどを詳細に見せてもらったが、どこも異常なし!
 
 人間ドックも脳ドックも、検査と云うものは結果が気になる。何か見つかったらどうしようとい不安だ。
 医師にも云われたが、それが無いことを確認する意味もあると!
 結果が良かったから云える言葉だが、
 
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                 今朝5:30の夜明け、雲が多いときほど美しい!