肩身の狭いキップ

 スイカとかパスモが普及したせいか、切符の利用に制約が多くなったような気がする。
 
1 切符を利用できる改札機が限定された。
 
  当初は切符と磁気カードの両方が使える改札機だったのが、カード専用が徐々に増え、切符も使えるタイプが少数派になった。一応どこがそれか上とか通路に表示してあるのだが、JRと私鉄では仕様が異なり、逆表示の場合もある。その為、混雑時は改札機の手前まで来て、アレッ、挿し込み口が無いとウロウロすることもある。当然、後続のカード利用者からは邪魔者扱いされることに、
 
2 回数券の券売機が限定もしくは見つからない。
 
 これはJRに顕著なのだが、少なくとも自分に関する限り、回数券の一方の利用駅では十数台ある券売機の内回数券が発券できるものは両端2台のみ、もう一方の利用駅に関しては回数券の表示のある券売機は見つからなかった。
 ただ、私鉄に関してはどの券売機でも回数券を買えるようだ。
 特に東京メトロでは「メトロパス」として一日乗り放題の切符を宣伝していることもあり、発券、改札への配慮があるようだ。
 
 東京オリンピックを控え、これからますます外国人旅行客が増えてくる中、メトロ等都内の交通機関の一日パスとかは、観光に便利であるだけに利用者も増えてくるだろう。
 その為の「入り口」はより使いやすいように、後退ではなく前進しておいた方が良いような気もするのだが?
 
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