ニュースは事実関係を伝えるものであり、嘘を言ってはイケナイのは当然、であるが、その言い方によって与える印象は大きく異なる。
今日のお昼のNHKニュースでは、「上半期経常黒字 過去2番目に少なく」
一方ネットニュースでは
日経新聞; 「経常黒字、6期ぶり増 4~9月10.7%増」
朝日新聞; 「経常黒字、8か月連続 9月、黒字額は縮小」
読売新聞; 「国際収支の経常黒字10.7%増・・・今年度上半期」
Yahoo! ; 「13年度上半期の経常収支は3兆円の黒字に、過去最少は回避」
MSN ; 「経常黒字、3年ぶり増加=円安で海外収益増―13年度上期」
同じ事柄なのだが、一般的には経常収支の改善ぶりを前面に出している。
NHKだけは見出しで「少なさ」を強調していた。
お昼のNHKニュースを見た時、見だしの横に(+10.7%)と表記しておきながら、マイナス面を表題にしていたことに違和感を覚えた。
あれ、10%も改善しているではないか、やっと日本経済も復調してきたな、それなのに何故と、