イオン系のマックスバリューでタイフェア開始の広告が入っていた。
もちろんお目当ては「ドリアン」、
この品種が良いのかどうか分からない。あの独特の匂いの少ないことは必ずしもドリアン好きにとってどうなんだろうと思ってしまう。だが熟成に至るまでの辺り一帯に漂う「芳香」を思うと親切なのかも?
購入したのはお店に陳列してあったなかで一番大きなもの、それだけ実っているだろうとの期待を込めて、
となりのタイ産マンゴー、グレープフルーツなどと較べてもかなり大きい、そしてとても重い。
この底が割れるまで暫し待たないとイケナイ、それまではベランダに引っ越してもらうことにした。
お店で、このドリアンをカゴに入れたところで、果物を陳列していた店員がやってきて、「アレ、さっきここにあったドリアンが無くなっている、どうしたんだろう?」という怪訝な顔をして辺りを見回していた。
「ココ」、と指さすと驚いたように、「売れた!」、
どうやら毎年売れ行きが悪いようで、それが売り出し当日にスグに売れるなんて想像もしていなかったようだ。
そう、世の中には『蓼食う虫も好き好き!』、ドリアン好きもいるのである!