一手間加わったグッズの利便性

 日常よく使うグッズに一手間加えたものを紹介している記事を見つけたのだが、思いついたことを製品化する熱意に感服する。
 ただし、全てがイイとは思わないが、これなら欲しいと思わせるものがある。
            http://dime.jp/genre/155524/
   
  ①櫛を付けたチリトリ
   箒に付いたチリを取り去るためのアイディア
 ②バケツの取っ手に穴
   ホースで水を溜める際の固定用
 ③窪みを付けたグラス
   指が入るので掴みやすく、面白い
 ④名前の形にした「一味」、「七味」入れ
   上から見ると「一」、「七」の形になっている
 ⑤マグの中に窪み
   ソーサーの無い場合のスプーン置き場
 ⑥カップ周りに溝を付ける
   飲んだ後の垂れがテーブルに伝わらない
 ⑦おたまの先端を柔らかくする
   底に残った少量の具合や液体をすくい取る
      
 よくスーパーの一角で開催されている便利グッズの販売コーナーのようだが、
 この中でイイナ!と思ったのは⑥と⑦、
     
 実際お店でコーヒーを飲んでいるとき、どうしても飲んだ後の滴がカップ口から周りに滴り落ちてくる。それを下が汚れそうだからとつい指で拭ってしまうことがある。これなら多少持ち方には注意がいるが、カップ周りの溝が吸収してくれる。
イメージ 1
      
 おたまのは通常その名の通り丸くなっている。だからなべの底とかの具材をすくうには限界がある。ところがこのように先端がグニャッとなれば、底に密着させてすべてをこそぎ取ることが出来そうだ。
イメージ 2
      
 アイディア商品は見ている分にはとても面白い。ただ、実際に購入するかというと、結構気が引けてしまうのは何故だろう?
     
 用途が限りなく固定されてしまうからだろうか?
 デザイン性の問題だろうか?
 既にあるものを敢えて置き換えるまでの動機を起こさせないからだろうか?
     
 製品づくりは本当に難しい!!!