映画「移動都市 モータル・エンジン(MORTAL ENGINES )」 評価 4

 近未来というより遠未来、1000年以上前の食べものを、昔の食べ物は腐らないといって食べていたので、

 最初、MadMaxと同じような雰囲気で始まったが、内容はもっと大掛かり、量子爆弾で60分の内に地球上の文明が破壊され、生き延びた”人間”が荒廃した地球上を移動都市で生活しているが、もっと巨大な移動都市「ロンドン」が弱小移動都市を機械を使って住民もろとも飲みこんで資源を略奪し生き延びている。 ・ ・ ・

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 時代が未来なのだが、着ている服装が中世みたいだったり、何をエンジンとして乗り物が空を飛んでいるのか、それでいて鳥の様な羽ばたいて飛ぶ飛行機があったりと、発想が良く云えば”自由”、そうでなければ”分け分からな~い!!!”
 でも、CGで描かれる世界はまるで実写のよう、

 ストーリーのベースは母を殺されたヘスターが仇のヴァレンタインを追い詰めるというもの、
 そこには移動都市だけでなくダムのような楯に守られた、ダライ・ラマが支配するような昔ながらの自然に満ちた平和な都市もあったり、
 128分の中にギッシリ詰め込まれた内容を、なんとなく理解する内にスターウォーズ的映画は終わる。

 壮大な話の割には主たる人物が極々限られていたというのは、こういった映画にありがちなこと、
 でもその場を楽しませてくれたので評価は「