公開から半年が過ぎ、やっとVideoとして借りられるようになったので、
キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋になる映画とは知っていたが、当然中身は見聞きしないように心がけていた。
殺しの映画をわざわざ映画館まで見に行きたいかといえば、”ノー”、
だが、今回プロジェクターの大きな画面で見て、こういう映画こそ映画館に向いているのではと考えを改めた。
”ジョン・ウイック”は裏の世界では有名人、だがロシアン・マフィアの親分の息子は知らなかった。
一体何人、この”殺し屋(ブギーマン)の殺し屋”たるジョン・ウイックは殺したのだろう。
ただし、殺したのはマフィアの一味、というか問題のロシアン・マフィア全員かも、
観客からすれば、マフィアは悪い奴と思い込んでいるから、怖い話だが、殺人を容認してしまう。
もちろん、見終わったあと、スカッとはしないが、
彼が一目置かれていることに、見る側の気持ちを鼓舞してくれる。
そして、チャンバラの殺陣のように、一気に殺していく様は、”かっこいい”とも思える。
そして不死身!
この没頭感に魅了されて、「4」