今回の旅行はJR東海ツアーズの新幹線+ホテルのセットプランを利用した。
このツアーの良いところは自由に行き帰りの新幹線の時刻を選択できること、ホテルも限られてはいるが自分の好みを選べる。曜日とホテルによって旅行代金が変わってくるようだ。
今回のポイントは往復グリーン席を追加料金なしで、ホテルはパーク・ロイヤル京都三条、
グリーン席を選べる列車は限定されているが、行きは早起きをして”のぞみ295号”、帰りは京都滞在を優先して”こだま670号”、困ることは冷房が利きすぎて寒い!
09:08京都駅に到着、地下鉄烏丸線で終点の国際会館まで、なんと19分で着いてしまう。
洛北エリアの中で選んだのは庭で有名な”円通寺”、
ガイドブックの地図を頼りに歩いた積りが、最初から間違え宝が池を周遊せずに脇から望むことになってしまった。
快晴、池の周りをジョギングする人が多い。国際会館の横の比叡山がよく見える。
この写真の左手方向から、ラフな案内図を頼りに円通寺に向かうが、ほとんど全部曲がり角を間違えてGPSで修正しつつ、勘を働かせてお寺へ、
早いせいか歩いている観光客が全くいない。(バスか車を利用するのかも?)
入り口で拝観料を払うのだが、忙しそうに手紙を整理している住職にアッチと指さされて、そのまま進むとスグに広い庭園へ、
座敷には5~6人の先客が、先ほどの住職が吹きこんだと思われるテープ案内を聞いていた。
それによれば、庭園の広さは400坪、一番姿の良い比叡山を臨める地を10年間探した結果出来上がった借景庭園、縁石を三分の二土の中に埋めこんで作り上げた海原とのこと!
イメージ的には、もう少し石が高く、庭の奥行きもありそうだったのだが、
座る位置によっては、比叡山の前に新しく伸びてきた杉の木二本が借景を邪魔している。
見るべき処は庭園のみなので、苦労して辿り着いた割にはあっけなかった。
帰り際、先ほどの住職が顎で”後ろ後ろ”と指す。
振り返ると月光に輝く庭園と比叡山の写真が飾ってあった。
壁には年を変えて撮影された、虹の掛かったり、雪が積もったりと、貴重な5枚組の写真が、
そこから景観保護の話に移り、住職が京都の景観保護を訴えてやっと保護活動が始まったという。
入場した時の住職とは一変して、次から次へと話が弾んでしまった!!!
次に向かったのは深泥池、これを”みぞろがいけ”とは到底読めない。
途中に貴船神社があったので立ち寄った。
ずっとずっと奥の鞍馬にある貴船神社の分社だと思うが、近くでお参り出来るというメリットが、
この神社のところを左に曲がると深泥池があった。
池に着くまでは比叡山が見えていたのだが、池周辺では手前の山で隠されてしまう。
蓼科とか栂池のような趣きだが、それほど高地ではない。
氷河期以来の植生があるとのことだが、全く分からないし、説明も無い。
お腹が空いたので、池スグ近くのお菓子屋さんで”みなづき”を食べた。
”うぐいす餡 on ういろう”といった感じ+味!