コーヒーマシンの定期洗浄、

 設定を変えてから、洗浄のサインが出るサイクルが短くなったような気がする。
 それだけ何回も飲んでいるということかも知れないが、
 
 自動エスプレッソマシンも良いところは、その日の最後にコーヒー滓を捨て、マシン内を綺麗にすることで済むこと、特に心臓部である抽出器は洗剤を付けるというより、潤滑用に塗ってあるワセリンが落ちないように水洗いすればイイ!
 ところが何カ月に一度、赤いランプが点滅し、水道水のカルキ分を洗浄せよとの指示が出る。
 これとて大したことでも無いのだが、抽出用の水タンクの指定位置まで水を張り、クエン酸を加えて洗浄モードにする。
 すると回路内を巡ったお湯が、普段はカプチーノを作る時のスチームが出るノズルから勢いよく噴き出して、どういうタイミングか知らないが一旦ストップして暫くすると再び噴き出し、また停まるといったことをタンクの水が無くなるまで繰り返す。
 
 
 もちろんマシン任せで良いのだが、ボールのお湯が溢れないか気を付けていないとイケナイし、タンクが空になったら、酸味ののこっとタンクを良く洗って、再び水を満たし、最終洗浄に移行させる必要がある。
 
 コーヒーを淹れるより遥かに手間がかかる。
 そうすることが、美味しいコーヒーを飲み続けるために必要なのだと自分に言い聞かせて、
 洗浄が終わると試しに一杯飲んでみるのだが、やはり酸味が残る。
 気づくのはその回だけくらいなのだが、
 
 なおこのカルシウム分除去の洗浄は最初にカルシウム分検査キットを利用して濃度を測定し、サイクルを設定するようになっている。
 たまたまマシンの初期化をしてしまったので、サイクルが一番長くなってしまい、最初に測定した濃度に戻した。