マイナーなカツ専門のチェーンなのだが、お昼時は待ち人多しの人気店、
一月ぶりくらいで訪れたら、運営方法に変化が、
まず受付、受付リストに名前と人数、希望の座席(イス、カウンター、座席)を記入するのはよくあることだが、店員が予め案内する座席をタブレットの画面で指定してから名前を呼び出すこと、
これまでは、即空いている座席にイス席が良いか座敷が良いか確認して案内していた。この方が早く案内されるみたいだが、
座席に着くと、メニューのオーダーは、これまでのように”ピンポーン”とボタンを押すのではなく、タブレットの画面で選んでクリックする。
その際、”豚汁か味噌汁”、”白米か雑穀米”かを選択する。お代わりの、”ご飯”、”きゃべつ”、”汁”もタブレットから、
働き方改革なのだろう、店員はオーダーを聞くより配膳することがメインになった。
画面で選ぶことくらい簡単だろうと思ったのだが、
ここでちょっと混乱、
ブック型のメニューの値段は税抜き、タブレットの値段は税込み、
カツのメニューは沢山あるうえに、タブレットの小さな画面に9つくらい並んでいるから、一目で希望のものと確認しづらい。そこで値段が合ってるか照合するのだが、これが暗算を必要とするから早々簡単にはクリックできない!
で選んだのは、
”鳥のから揚げとヒレカツ定食”
そこで更に気づいたのだが、
このタブレット実はiPad、ケースに入ってはいるものの、盗難防止になっているのだろうか?と他人事ながら心配になった。
多分、店から持ち出そうとすると警報音が鳴るようになっているのだろうと思うが、
実はこのお店、お客の平均年齢が高い。隣の席の二人連れも結局店員が画面操作していた。
働き方改革は、お客の作法改革でもあるようだ。