コロナのせいで作品の公開が遅れているのか、これまでに見た映画は難解な「TENET」のみ、
馴染みの無い作品ばかりで何が何だか、「ノマドランド」だけは下馬評の高い作品として話題にはなっていたが、
10部門ノミネートの「Mank」は、撮影・美術と映像関連だけ、
最多受賞は「ノマドランド」で、作品・監督・主演女優と主要部門を、
平均分散型と云ったのは、「Mank」も含め6作品がそれぞれ2部門ずつ仲良く分けあった。
これまで1、2作品に賞が集中する傾向があったが、アカデミー会員の構成変更があってから分散化が顕著になった。 受賞作品の多くはこれから日本で公開されるのだろうが、どれを劇場で見るか、レンタルでもいいか、という重要な決め手になるのでこれまでも注目してきたのだが、こう分散化されると賞の有難味が薄れるばかりでなく、作品への興味も薄れてくる。 そうは云っても、来年のアカデミー賞への「鬼滅の刃」の参加資格はどうなったのだろう? 中途半端に公開したのが足を引っ張ったかも