”かかりつけ医”、いない!

 今回のコロナワクチン接種でも、最寄りのかかりつけ医が近くて安心というように、
 誰しもに”かかりつけ医”がいるような話なのだが、
 日経Goodayの記事には、

  かかりつけ医どう探す 健診を機に、診療科問わず
   https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/15/030900003/082600352/

 そもそも”かかりつけ医”とは、日本医師会のサイトに
 「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、
  身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」
 と定義されているそうだ。

 ここ十年以上、病気らしいものに縁がなくインフルエンザの予防注射で医院に行くだけ、
 年に数度、アフターケアとして脳外科の先生に会うことはあったが、その先生も転院されてしまった。
 健康診断で医師の問診はあるものの、毎回変わるしとても”かかりつけ医”とは呼べない。

 よって定義にあるような”かかりつけ医”とは会う機会が無い。

 この記事でも、”かかりつけ医”がいる人の割合は55%、

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 「私を含め多くの医師はどの患者もかかりつけと考えて診療をしている。気軽に声をかけてほしい」とはいうものの、
 そもそも患者足り得ない人には声を掛ける機会が無い!
 かといって、医師と会話が多くなるような大きな病気には罹りたくない!!

 にもかかわらず、”かかりつけ医”の存在を前提とした話が進む!!!