日経Gooday「新型コロナの発熱にイブプロフェンは避けるべき?」

 確かに一時、「新型コロナの発熱にイブプロフェンは避けるべき」と話題になった。
   https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/032400670/

 その後、WHOはこの立場を修正し、「新型コロナウイルス感染者に対して、イブプロフェン服用を控えることを求めない」と、

 この言い出しっぺは、フランスの保健相で神経科医のOlivier Véran氏、
 Twitterでツイートし、それが世界中に広まりWHOまで巻き込んで大騒ぎになった。

 この記事に二種類の解熱鎮痛剤が比較されていた。

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 アセトアミノフェンと非ステロイド性消炎鎮痛薬、
 この非ステロイド性消炎鎮痛薬の中にイブプロフェンも含まれている。

 この記事の最後にまとめが出ている。

 ”このように、新型コロナウイルスへの感染や重症化のリスクと、イブプロフェンや一部の高血圧治療薬などとの関係については、現時点では確たる結論は出ていません。私たちにできることは、利益とリスクのバランスを考え、確かな情報に基づいて行動することです。”

 一個人の憶測による仮設だけで、世界中に影響が及ぼされてしまう恐ろしさ、
 それを正論のように取り上げるマスコミ、あるいはネットでさらに尾ひれを付けて騒ぎ立てたり、

 確かな情報は如何にして取り入れれば良いのやら、

 因みに、イブプロフェンは自分にとって片頭痛の特効薬、目の中にギザギザが見え始めたときに200mgの錠剤を1錠飲むとその後の頭痛が起きずに済む。もちろん頭痛、発熱時にも使用している。
 これが、コロナやインフルエンザに使えないとなったらどうしようと思ってしまった。