映画「三銃士/公王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」

 東京国際映画祭ミラ・ジョヴォヴィッチが来ていたので、何の映画に出ているのかと思ったら「三銃士」だった。しかも3Dだという。それなら見に行かないわけにはいかない。(二重否定=肯定)
 
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 アレクサンドル・デュマの原作を、飛行船という華やかな乗り物を登場させて、これまでにない合戦風景を繰り広げ、セキュリティの高さでは現代顔負けと云う現代っぽさも混じった、派手な映画と云えるだろう。
 原作の筋書きがこうだったのかは知らないが、今時の映画としてはヒネリが足らないというか、極めて分かり易い。ストーリーで見せるというより、その縦横無尽な三銃士の活躍と、ミレディと称する女二重スパイの得体の知れなさ、それと古風な戦艦の空中戦と云う面白さで楽しむのだろう。
 
 3Dの出来が良かった。TOHOシネマズは偏光方式になったのだが、奥行き感が若干控え目になった反面、クロストークが気にならず、メガネが軽いせいもあって、疲れないで見ることが出来た。
 
 続編を作りたいのだろうが、・・・ 「4-~3+
 
 そうそう、「三銃士」というが、ここで活躍する4人は「銃」と云うより、「剣」もしくは「腕力」で凄腕を発揮している。原題は「Three Musketeers」(三人のマスケット銃士)、元々は近衛兵の銃士だったということか、もう少し勉強しないと!