氷雨でも春の花  オーロラに酸素

 今日は天気予報では気温14℃くらいになって、雨だが温かいというお達しだったと思うが、トンデモナイ、結局6℃止まりだったらしい、寒いわけだ!
 
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 実家の庭先にある高さ50~60㎝ほどの梅、切り詰めたお蔭で例年にない最高の花を付けてくれた。
 これを見ると春の暖かさを感じる。日陰でも、
 
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 蕗が背を伸ばしていた。
 
 一方、我が家のベランダではまだクリスマスローズが真っ盛り、
 
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 冬なのか春なのか紛らわしい。
 でも、白の沈丁花がやっと、本当にやっと香りだしてくれた。
 
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 もう少しかな春は、 
 
 先日NHK BSで放送された「宇宙の渚 オーロラ天と地の攻防」を見て、改めて地球の仕組みの不思議さと云うか巧妙さに感心した。
 即ち太陽風のプラズマ粒子が絶えず地球に降り注いでいるが、それを磁場と云うバリアーで防いでいる。まともに浴びたら皮膚を損傷して人間も生存できないだろうという。
 太陽から降り注いだ粒子は地球の裏側に回り込み「プラズマシート」を辿って、太陽とは反対側から地球に向かって来る。それを磁場が跳ね除けているのだが、南北に飛ばされた粒子は北極・南極の磁極に吸い込まれてくる。
 そこで活躍するのが大気、まず弱い粒子に酸素が反応して「赤いオーロラ」を発光する。もっと強い粒子と酸素が反応すると「緑のオーロラ」を発光する。その酸素バリアーを突き破る強烈な粒子には窒素が反応して「ピンクのオーロラ」を発光する。そうやって粒子を消し去っている。
 磁場とイイ、大気とイイ、何重にも守られる仕組みがあって初めて生命が存在し得るという自然の妙、あたかも地球の意図で作られているかと思えるほど素晴らしい。
 反面、絶えずもの凄い量の酸素が無くなっていると思うと大丈夫なの?と思ってしまう。