那須紀行3 平成の森

 今回の那須旅行の目的の一つがオープン間もない、といっても一年経ったが、「平成の森」を散策すること、
 
 那須岳から湯本に下って行く道を左に曲がれば良いのだが、そこは腹ごしらえをしてからでないと、という訳でどんどん道を下るが中々お店が無い。
 とりあえず、おみやげを扇屋で色々と試食させてもらいながら御用饅頭を中心にたっぷり買い込んで、殺生石近くの手打ちそば屋さんで昼食。人気のお店なのか自分らの5人後、12時15分にはお蕎麦が売切れてしまった。
 
 「平成の森」には案内板を頼りに角を曲がって行くのだが、2度ほど脇道にそれていく必要がある。2番目が少し分かり辛い気がした。大丈夫かなと思いつつも、無事到着。
 
 案内ガイド付きのコースがあるのは知っていたが、時間に制約されるので自分たちで歩くつもりだった。
 だが、ここでもラッキーなことに30分の無料ミニガイドコースが丁度始まるところだった。
 
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 やはり案内をしてもらいながら歩くのと、無しでぶらっと歩くのとでは大違い。短いとは云え、専門家の説明は貴重だ。
    
 散策路を少し行ったところで注意を受けた植物がコレ、
    
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 何の変哲もない蔓草のようだが、 毒性の強い「蔦漆」、云われなければ全く気付かなかった。初めて見るもの、三枚葉で紅葉するそうだから、シーズンにはついつい近寄りそうな気がする。 
 
 動物の糞の話とかしながら、終着点のポイントはコレ、
 
 
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 木の幹に残るのは、月の輪熊の爪痕、短いのは一年ほど前のものではないかという。
 木の実を食べに登ったらしい。
 ココでビジターセンターから直線距離で150mほど、如何に自然が保護されてきたという証だろう。逆に云えば今でもこの大きな森の中に熊が闊歩しているかも知れないということだ。
 この場所で解散して、あとは奥まで行ったり自由散歩になったのだが、この話を聞いてしまうと、しかも人気がほとんど無い散策路を熊除けの鈴も持たずして歩くのは・・・
 
 ということで、ミニガイドコースに参加した8人は、全員ガイドさんとビジターセンターに戻ることになった。
 
 滞在2日目は盛りだくさん、この後これまた新しく出来た「アルパカ牧場」に向かうことにした。