白馬山麓紀行 詳細版⑥ 栂池高原へ

 朝から強い日差し、朝食はホテルの中庭で、
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 食後の散歩で、露天風呂に流れる小川の元を探す!
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 ホテル敷地の南側の道路の先に音を立てて流れる小川があり、そこからこの為用の引き込みを作り、更に90度曲げて露天風呂の下に導いていた。大雨のおかげで露天風呂内の小川は溢れそう!
 その水はそのまま外に流れ、シモツケソウの咲く小川に合流していた。
 
 今日の散策は栂池高原
 まず栂池高原駅(831m)からゴンドラに乗り、栂の森駅(1560m)へ約20分、
 バスツアーのご一行様と一緒になり、ゴンドラはラッシュアワー並みの混雑、眺望を楽しめる環境になかった。でも20分間隔の運行なので、スピードを取るか、眺望を取るか、散策の時間を考えると一行も早く上に!
 栂大門駅まで少しあるいて、栂池ロープウエイに乗る。5分ほどで自然駅(1829m)に着く。
 そこから栂池自然園まで400mほど歩く。(標高は1,860m)
  
 栂池自然園には、4つの散策コースがあり、体力、時間などで選ぶことになる。
 1.ちょっとそこまでコース; みずばしょう湿原(1860m)を巡る約1Km、往復1時間コース、
 2.短時間でお楽しみコース; わたすげ湿原(1870m)までの約2Kmのコース、
 3.ちょっと山登りコース; 浮島湿原(1920m)までの約3Km、アップダウンのあるコース、
 4.園内1周フルコース; 各湿原を巡って展望湿原(2010m)に至る約5.5Kmのコース、
 
 バスツアーのご一行様はわたすげ湿原まで行ったかどうか位で、時間を気にしていた。
 ここは、展望を期待してフルコースを選択、右側の木道を反時計回りに奥へ奥へと進んで行った。(一周してみて分かったのだが、右側コースが正解!左側の時計回りコースを選ぶと、展望湿原手前のやせ尾根を直登する急な階段が待っている。その先に展望台(2020m)がある。)
 
 まとめた写真を、
 今年は雪解けが遅かったお陰で、みずばしょうがやっと咲き始めたところだった。
 
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 左下が展望湿原、半分以上が雪に覆われ見るべきものは何も無し、その先の白馬大雪渓は雲の中、ここが終着点というのはあまりに残念!
 湿原を取り囲む山には雪解け水が谷川となって下る箇所が何本もあった。
 
 春がやっと来たという時期なのだろうか、湿原にはさまざまな花が咲いていた。それらを見ながら散策するからこそ、一周5.5Kmも苦にならない。
 
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 八方池の登山コースより、栂池高原の湿原めぐりの方がとっつき易い気がする。
 
 次回は、レストラン&ホテル トロイメライの3回目のフランス料理、